ヨーグルトR-1は花粉症に効果がある?気になるメカニズムとは?



ヨーグルトR1は、メディアでも取り上げられ話題になったヨーグルトです。
免疫力アップ・インフルエンザ予防・腸の調子を整えるなど、口コミでも注目されていますが、アレルギーに対しても効果があるそうです。
花粉症の季節はそこまで来ています。花粉症にも効果があるといわれているヨーグルトR1の秘密を探ってみます。

ヨーグルトR1の効果

R1は、NK細胞を活性化し、免疫力を高める働きがあります。ヨーグルトに含まれている乳酸菌が腸の中の環境を改善してくれることはよく知られていますね。
腸は免疫の働きの大部分を司っています。
腸内環境がよくなることは身体全体の免疫力を強化することになり、さまざまな病気を予防することにつながります。

人間の体には、外部から侵入した異物を排除して自分の体を守ろうとする働きがあります。この仕組みが免疫です

073R-1 乳酸菌

(073R-1乳酸菌)引用元:https://goo.gl/iJeCYw

2種類の免疫細胞があります

●免疫細胞-Th1細胞
ウィルスや細菌を攻撃し、身体を守ります。
●免疫細胞-
花粉やホコリ、ダニに対して抵抗するための抗体(IgE抗体)を生成して、身体から排除しようと、鼻水、涙、くしゃみなどのアレルギー反応を引き起こしてしまいます。
アレルギー反応は防御反応のひとつですが、花粉症の原因にになっています。

このTh2細胞を抑える効果を持つのが乳酸菌だといわれているのです。
乳酸菌やビフィズス菌は、免疫細胞(外部から口や鼻などを通して体の中に入ってきた異物(アルゲン)と戦う細胞のことをいいます)のバランスを整える働きをすることにより、アレルギー症状が抑えられます。

上記に記した2種類の免疫細胞(Th1細胞、Th2細胞)のバランスが乱れることによりアレルギー症状があらわれます。花粉症の人は、Th2細胞の方が多くなることが原因で発症しています。
現段階ではTh2細胞がなぜ多くなるのかという理由は、残念ながら明確には分かっていませんが、食生活が乱れていたり、腸内の働きが悪い状態にあることなどが関係しているといわれています。

ヨーグルトに含まれている乳酸菌・ビフィズス菌は、2つの免疫細胞のバランスを整える働きがあるので、Th2細胞が多いことで引き起こされる花粉症の症状を緩和する効果があるということになるのです。
ただ、全てのすべてのヨーグルトに含まれている乳酸菌やビフィズス菌が免疫細胞のバランスを整えるということではないので気をつけてください。

・LG21乳酸菌
 ・1073R-1乳酸菌 (ヨーグルトR1)
 ・BB536ビフィズス菌
 ・L-55乳酸菌
 ・KW乳酸菌
 ・フェカリス菌
以上の菌の入ったヨーグルトがおすすめです。
効果が出るには時間がかかるので、花粉症の始まる時期前にヨーグルトを食べて予防していくことが肝心ですね。

引用元:https://goo.gl/y46PwS

もじゃ子
お砂糖入りのヨーグルトは効果がないそうですよ。

おすすめの食べ方

ヨーグルトを食べる時間帯は、朝食後に食べるのが一番効果があるようです。
食後は胃酸の働きが弱くなるので乳酸菌が腸内に届きやすくなります。また朝は腸の働きが一番弱くなる時間帯で、乳酸菌が死滅することなく腸内に届く可能性が高いので一番効果があるといわれています。

引用元:https://goo.gl/QoxbxU

糖分は腸の中の善玉菌を減らし悪玉菌を増やしてしまいますので、腸内環境が悪くなる上に腸に届くまでにほとんどの乳酸菌が消えてしまいます。市販で「生きたまま届く」というキャッチフレーズで販売している商品がありますね。ヨーグルトに菌を閉じ込めたカプセルが入ったものなど企業努力がうかがえるところです。

毎日続けて食べる
食べたからといてすぐに効果がでるものではないので、継続的にとって腸内環境を整え免疫を高めることが大切です。
でも毎日ヨーグルトを食べるのもな?という人にはサプリメントも併用してみてはいかがでしょう。

実際3年間毎日欠かさず、ヨーグルトなどで乳酸菌を摂り続けたことで体質が改善され、花粉症が治ったという人もいるようです。一度かかったら再発するといわれる花粉症がここまで改善されるとは驚きのヨーグルトですね。

まとめ

花粉症の改善に良いといわれるヨーグルト、特にR1について注目してみましたが、大切なポイントは症状が出る前に食べ始めることです。
毎年花粉症に悩ませられる人はこの時期から毎朝食べ始めるといいかもしれませんね。

また、ヨーグルトの摂取と同時に、外出時にはマスクをする・アレルギーの原因になる植物にはなるべく近づかない・帰宅後には衣服についた花粉を払い落とす・洗眼やうがいをする・部屋をこまめに掃除するなど、日ごろの生活環境を見直し、花粉症に負けない身体づくりをしていきましょう。

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