最近中国の北京の街が真っ白に煙っている映像をテレビで見たことはありませんか?
PM2.5の最高レベル、赤色警報が発令されたときのニュースでしたよね。
この季節は偏西風に吹かれて日本に運ばれてくることが多いんです。
気になりませんか?
私たちの健康を害するPM2.5から体を守る対処法を探ってみたいと思います。
PM2.5って?
よく耳にする言葉ではあるんですが、いまひとつ実態がつかめていないという声もあります。
・どれくらいの大きさなの?
直径2.5μm-およそ髪の毛の太さの30分の1-で、スギ花粉や黄色砂よりもっと小さな粒子です。
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引用元: http://goo.gl/GxtHaa
2)火力発電所、工場、自動車、船舶、飛行機から燃料が燃えるときに出てくる物質や塗料を使っている時、石油取り扱い施設からの揮発性有機化合物などのガス物質が光やオゾンと反応し、PM2.5が生成されます。
![](https://i0.wp.com/7dwm.com/wp-content/uploads/2015/08/11.png?w=654)
体にどんな影響があるの?
粒子の大きさが非常に小さいので空気と一緒に体の中に吸い込んだとき、肺の奥深くまで入りやすく、喘息や気管支炎などの呼吸器系の疾患やアレルギーを引き起こす原因になります。また肺がんのリスクも高くなり、循環器系への影響も大きいです。
![](https://i0.wp.com/mos-mos.com/wp-content/uploads/2013/11/a1276dee34743b785c7205e99ee54421.jpg?resize=300%2C213)
引用元:http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f470290/p656381.html
PM2.5から体を守る対処法は?
・外出時はマスクの着用
空気中に飛散している汚染物質PM2.5は、もちろん屋外のほうが多いです。
なるべく体に吸い込まないようにするためには、マスクの着用が有効です。でも粒子が非常に小さいため、PM2.5に対応した素材選びや着用方法が大切です。
市場に流通しているマスクではN99またはN95と呼ばれる規格のものは0.1~0.3μmの微粒子を99%以上、95%以上遮断する性能を持ちますので、この規格を目安にして選びたいです。
PM2.5対策として有効な商品といえるでしょう。
三次元高密着マスクは左右上下にプロテクターを配備し、顔への密着度を高め、隙間からの侵入を防ぎます。
サイズもふつうサイズから小さめの女性用、子供用サイズの3種類がありますので、ぴったりと着用できます。
・室内では掃除機で
掃除機は、細かい粒子なのでゴミ捨て時にそのまま捨てられる紙パックがいいかもしれません。
吸引力ではすばらしい掃除機が沢山販売されていますが、永久に掃除機の中に閉じ込めておくことはできません。ゴミ捨ての際、せっかく集じんしたゴミがまい散ることになってしまうということは避けたいものです。
目には見えづらい細かい粒子は体や衣服に付着して、知らず知らずのうちに室内で撒き散らしてしまいます。屋外よりは少ないですが、こまめに掃除機をかけて清潔に保ちましょう。
・空気清浄機の使用
掃除機では空中に飛散しているPM2.5の清浄はできません。小さな粒子はとても軽いので、常に空気中を舞っています。そういった物質を常にクリーンにしてくれるのが空気清浄機です。各メーカーによって機種はさまざまです。部屋の大きさに応じて集じんパワー、プラズマ効果や加湿、また常時使うのでフィルターのお掃除や交換方法、電気代などを考慮して選ぶといいでしょう。
![](https://i0.wp.com/wis.max-ltd.co.jp/dry-fan/product_image/pm2.5taisaku_image_201503.jpg?resize=300%2C287&ssl=1)
引用元:https://wis.max-ltd.co.jp/dry-fan/product_catalog_print.html?product_code=JJ90019
・PM2.5の予報をチェックする
インターネットでも、天気予報のサイトで毎日のPM2.5の情報を知ることができます。基準値より高い日は、特に高齢者やちいさな子供は外出を避けたり、マスクを着用する、屋外での激しい運動は控えるなどを心がけましょう。
また室内にいる場合は、汚染物質が中に入らないように窓を閉めたり、外での洗濯や、お布団の日干しなどは控えることが望ましいでしょう。
まとめ
歓迎されないPM2.5は、現在多くは中国から日本へ来ていますが、発生する原因は決して特殊なものではなく、どこの国にも起きる可能性があります。
PM2.5のみならず環境汚染に対して、正しい知識を持ち認識することで、私たちの身体を守る対処を行うことができます。さらには環境保護へと目を向けていくことが、最大の防御、これからますます大切になっていくでしょう。