普段出血するはずのない時に出血が起こる不正出血。
いくつか種類があり、それによって原因が違うのですが、今回は不正出血の中でも注意しておたい、不正出血の1つである”鮮血の不正出血“についてお話したいと思います。
また、鮮血の不正出血でも、生理前後に起こる場合について、詳しくまとめてみました。

痛みや、息切れなどがありましたらしっかりと対処しましょう。
女性の90%が発生する病気となっております。
事前の確認を元に病院へ行った方が良いケースがあります。
鮮血ではなく、茶色の場合も対処が必要です。
こちらを確認ください。
鮮血な不正出血って?
不正出血にも種類があります。
人によって、量が多かったり少なかったり、色が濃かったり薄かったりと、さまざまです。
原因としては、ホルモンバランスの乱れや子宮内での異常などがあげられます。
今回は、鮮血がみられる場合の不正出血です。
鮮血の不正出血は、年代ごとに原因が違う可能性があるため、注意が必要です。
では、どんな原因があるのか、詳しく見ていきましょう。

生理前の少量の鮮血な不正出血
生理中は経血とともに子宮内膜の組織が体外へと排出されます。
しかし、生理前に出血が起こるのは、なぜでしょう。
生理はホルモンが急激に減少することで始まると言われています。
そのため、生理がもうすぐ始まるかな?と思ったタイミングで出血が見られた場合は、ホルモンのバランスが崩れている可能性があります。
しかし、ホルモンが乱れることによって、生理予定日よりも前に、体が”生理だ”と勘違いをしてしまい、出血が起こる可能性があります。
ストレスでもバランスが崩れてしまうため、注意が必要です。

20代の生理後に起こる少量の鮮血な不正出血
20代くらいまでの方は生理と聞くと、ほとんどの方が”7日前後で出血が終わる“とイメージするのではないでしょうか。
しかし、そうとは言い切れません。
20代後半から、私たちの体はホルモンと同時に老化していきます。
すると、老化によって骨盤にゆがみが生じ、生理で出切らなかった鮮血が子宮の中に残ってしまします。
その残ってしまった鮮血が、生理の後数日以内に不正出血となって出てきます。
この場合は、老化が原因とされているため、あまり心配はありません。
しかし、気になるようであれば、病院の受診をおすすめします。

20~30代の少量の鮮血な不正出血
生理周期とは全く関係ない時期で、性行のたびに不正出血が見られる場合がありますが、病気の可能性があります。
20~30代でみられる「子宮膣部びらん」と呼ばれる病気があります。
女性ホルモンが関係しているといわれていて、子宮の出口の部分がただれてしまい、それが原因で不正出血が起こります。
この病気は、20歳以降の女性のおよそ90%があるといわれているため、ほとんどの方が経験する可能性があります。
子宮膣部びらんは成熟女性の80~90%にみられるといわれるほど多いものですが、子宮頸がんと似ているので注意が必要です。
セックスの後などに少量の不正出血を起こすこともあります。
— 榊マリコ (@marikosakaki) 2015, 8月 26
子宮膣部びらんは、無症状の場合は異常ではないため、問題はありません。
しかし、症状が出てしまうと治療の必要があるため、病院へ行きましょう

最後に
基本的に、生理以外のタイミングでの不正出血は、何かしらの問題がある可能性が高いです。
また、年齢が高くなるほど病気の可能性も上がります。
長期間不正出血が続く場合や、ほかの症状と一緒に起きた場合には、ガンなどの可能性も高くなるため、注意が必要です。
体の変化を不正出血というサインで教えているのかもしれません。
少しでも不安に思ったら、病院へ行きましょう。

鮮血の不正出血にはいろんなパターンがあります。
痛み、息切れなどの症状パターンによる、疑いがある原因はこちらにまとめてあります。
鮮血ではなく、茶色の場合も対処が必要です。
こちらを確認ください。