東京での一人暮らしの初期費用や予算、気になる家賃は?



東京での一人暮らしを始める場合、どれくらいお金がかかると思いますか?

学生の場合は、初期費用や家賃などは親に支援してもらう場合が多いのですが、社会人になったら自分で準備する方が多いと思います。そんな社会人の方に、東京での一人暮らしの初期費用などのお金事情をお伝えします。

一人暮らしを始める時に必要なお金

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一人暮らしを始める前には家賃だけでなく、入居するためのお金が意外とかかり、最初に何が必要かを想定しておくといいでしょう。

 ①初期費用 (敷金、礼金 など)
 ②引越費用
 ③生活準備金 (家電、家具、日用品 など)

生活を始めるまでにどのくらいのお金を準備していればいいのか、参考にしてください。

家賃

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もじゃ子
東京の家賃って高そうだね…

東京の家賃相場はピンキリです。一人暮らしだと、ワンルーム、1K、1DK(20㎡〜30㎡前後)の部屋ですが、人気エリア、駅近、築浅物件は狭くても驚くほど高いです。

一人暮らしを始める時は恵比寿などのおしゃれなエリアに憧れますが、必要な初期費用と自分の手取り給料と相談し、自分が生活できる範囲の家賃で賃貸物件を探しましょう。

家賃は、一般的に手取り月給の3分の1までと言われています。例えば、給料が23、4万でも手取り給料が18万くらいになるようなら、6万円以内の家賃を設定しましょう。

では、6万円前後の賃貸物件はあるかというと、都心エリアではまず難しいでしょう。

都内への通勤時間が1時間〜1時間30分までで、23区外もしくは神奈川県、千葉県、埼玉県の物件や、板橋区、練馬区、江戸川区、葛飾区、足立区など都心から離れたエリアなどは、6万円前後の家賃もあるようですので、インターネットで探したり、不動産会社で相談してみましょう。

初期費用

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入居時に必要な初期費用は、以下の通りです。

 ・敷金 (退去時の修繕費等のための費用。退去時に差額返金の可能性あり。
      家賃の1〜2ヶ月分)
 ・礼金 (家主へ支払う費用。退去時の返金はなし。家賃の1〜2ヶ月分)
 ・仲介手数料 (不動産業者へ事務費として支払う費用。家賃の1ヶ月分)
 ・日割り家賃 (月の途中から月末まで日割り)
 ・前家賃  (翌月の家賃1ヶ月分)
 ・火災保険 (火災・水濡れ時の保証や賠償責任に対する保険。1万5千円〜2万円)
 ・その他費用 (鍵交換 2万円前後、保証会社 家賃の30%前後、
         マンション管理費・共益費 など)
 
 合計 家賃の5〜6か月分

一般的に言われているのも、家賃の約6か月の初期費用がかかると言われています。例えば、家賃が6万5千円の場合、約40万円の費用が必要となります。

また、入居に際しては、保証人が必要な物件がほとんどですが、保証会社への入会を義務付けているところもあります。それは、家賃滞納時に対応するためのようです。

実際に住んでからのトラブルを少なくするためにも、入居時の初期費用の説明や退去時に返金される費用の内訳など、不動産会社の担当者の説明をよく聞いてから入居手続きをするようにしましょう。

引越費用

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もじゃ子
引越費用ってどうやって調べたらいいの?

引越費用は、引越業者によりとても差がありますので、ネットで一括見積もりを依頼し複数の業者から見積もりを取るのをオススメします。

筆者は、2トントラックの半分超の荷物があり、かつ九州地方からの引越だったため引越業者の見積料金は12万円以上でしたが、値切り交渉をして8万円台にしてもらいました。

というように、引越業者も交渉次第で費用を抑えることは可能です。複数社の見積もりを取り、交渉してみることをオススメします。

また、「単身パック」という少量の荷物の場合、引越の時期、曜日、利用者の多さにより費用が変更になるような制度もあります。そちらは3万円〜5万円の料金で抑えることができます。

また、便利屋を利用すると1万円〜2万円前後で荷物の運び出しの手伝いと車の手配をしてくれる業者もありますので、怪しくない業者を探してみましょう。

そして、一番引越費用がかからないのは、自分で荷物の運び出しを行うことです。実家が近くだったり、家電類は全て新調するので荷物が少ない場合、引越を手伝ってくれる男性数人が集められるなどの条件が揃えば、レンタカーでバンやトラックを借りて引越をするのはお得です。レンタカーは、3千円〜8千円前後で借りることができます。

女性だけの引越は、重い荷物の車への上げ下ろしがあり危険ですので、できれば男性の力を借りましょう。

生活準備金

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いざ、部屋も借りて住み始めようとする前に、必ず行って欲しいことがあります。
部屋のサイズの採寸です。

部屋を借りて、住む前に家具や家電やカーテンを購入する方がいますが、実際に住んでみて部屋のサイズに合わず買い換えることになることもありますので、住み始める前や、内覧時に採寸をしておきましょう。

採寸が必要な箇所は、カーテンレールの横幅と床までの高さ、天井高、壁面の横幅、部屋の横・縦幅、洗濯機置き場のサイズ、玄関幅と高さ、できれば階段、エレベーターの幅と高さです。家電や家具を購入し配達してもらう時に「玄関やエレベーターの幅」を聞かれることがあります。入りきれない家具や家電を購入しないように注意しましょう。

初めての一人暮らしの場合、気合が入りすぎて最初に一気に揃えてしまいがちですが、生活を始めてから少しずつ家具などは揃えていきましょう。生活をしながら部屋のサイズと暮らしにあったものを揃えた方が気に入ったものを選べるケースが多いようです。

しかし、最初にこれがないと困る!というものもありますので、ご紹介します。

 ・カーテン (1万円)
 ・布団、ベッド (4万〜5万)
 ・洗濯機 (2万円)
 ・冷蔵庫 (3万円)
 ・テレビ (3万円)
 ・電子レンジ (1万円)
 ・鍋、食器類 (5千円)
 ・トイレットペーパー、ティッシュ、
  タオル など生活用品 (5千円)

 合計 15万円〜20万円

リサイクルショップで購入したり、「ジモティー」アプリなどでは無料で家電を譲ってくれる場合もありますので、上手に利用し、費用を抑えることは可能です。

もじゃ子
部屋の採寸は忘れがちだね。覚えておこう!

まとめ

一人暮らしをするために、上記に記載の金額を全て考慮した場合、
(家賃が6万5千円の場合)

 初期費用      約40万円
 引越(単身パック利用)約5万円
 生活準備金     約15万円
 合計  約60万円

実際に生活をすると、必要なものが出てきますので、60万円〜70万円は必要となるでしょう。

また、東京で仕事を新しく始める場合、給料が出るまでの生活費(約2か月)も必要です。その分も考慮した上で、必要なお金は準備をして東京生活をスタートさせましょう。

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