今まで重曹がお洗濯やお掃除に向いている以外にも、重曹水を作って飲むといいことがたくさんあるとお話してきました。
重曹は、お口に関するトラブルにも効果があると言われています。
今回は重曹水を使って、どんなトラブルに、どうやったら効果的なのか、ご紹介したいと思います。
重曹が効くお口のトラブル!
お口のトラブルといっても、たくさんあると思いますが、重曹はどんな物に効果があるのでしょうか。
調べてみると、たくさんありました。
・虫歯
・歯の着色
・口臭
・歯周病
・歯肉炎
・歯垢
・口内炎
・喉の炎症
・痰
などがあげられます。
お口のトラブル、すべてに効果があるのでは!?とも思えるくらい、たくさんありますね!
次の項目から、これらのトラブルへの重曹の使い方をご紹介します。
重曹水うがいで口腔ケア
水500cc + 重曹3g で重曹水は完成です!
重曹には防腐剤の役割も果たしています。
そのため、重曹水は冷蔵庫に入れておくと1週間程度、日持ちします。
ミネラルウォーターや浄水器のお水は、殺菌作用のある塩素が除去されているため、長期保存できません。
重曹水でうがいといっても、どのタイミングでうがいをするかによって、効果が少し違います。
「歯磨き前にうがい」をする場合、歯垢を取れやすくする効果があるため、数分じっくりとうがいをしてから歯磨きしましょう。
「歯磨き後にうがい」をする場合は、虫歯を防ぐ効果があります。
「寝る前にうがい」をすると翌朝のお口のネバネバなどを予防してくれますし、「お出かけ前にうがい」をすると口臭予防になります。
また、「のどに違和感があるときにうがい」をすると、のどの炎症を抑えてくれます。
どれも気になる方は、日によってうがいのタイミングを変えてみることをおすすめします。
重曹水でうがいをする際の注意!
上記に記載した通り、たくさんの効果がある重曹水ですが、注意してほしいことがあります。
重曹は、炭酸水素ナトリウムです。
ナトリウムと入っているように、塩分を含んでいます。
そのため、濃度を間違えてしまうととてもしょっぱいです。
濃度が濃い重曹水を使い続けると、お口の中の粘膜が刺激され、さらなるトラブルを起こす可能性があります。
また、効果があるからと1日に何度も使用すると、お口の中が荒れてしまう可能性があります。
効果を期待するあまり、濃度を濃くしすぎたり、回数を多くしたりすることはおすすめできません。
一日3回程度で週3~毎日など、回数を決めておくといいと思います。
最後に
重曹水は、簡単に作れますし、効果がとても期待できるので、おすすめです。
しかし、中には合わない方もいると思います。
違和感が少しでも起きた場合には、すぐに使用を止め、病院で診てもらってください。